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７月も末というのに一向に梅雨は明けそうにない。しびれを切らして出かけた先は蒸し暑く重たい雲の垂れ込める下。秋津駅から歩いて２０分ほど、小学校近くに架かる武蔵野線跨線橋。下り線は早朝と昼過ぎに多く通るのだが、その時間帯は通学時間にあたるので、うろんな者が橋上に長く留まっているのはあまり好ましくない。新秋津のカーブから坂を登ってくるところは良い題材ではあるが架線柱のトラスが展望を遮っているのももう一つ気の乗らないところでもあるのだ。いつもは笑顔のサメの顔もなんとなくうっとうしげに見える。